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ネコの世話とPC改造

ノートPCの改造について備忘録代わりに書いていきます。

VPCEB39FJ/(PCG-71311N)のメモリ選び

VPCEB39FJ/(PCG-71311N)に交換可能なメモリについて、コメントで質問を頂いたのでまとめました。

スペックシート

スペック | Eシリーズ | 製品情報 | 個人向け | VAIOパーソナルコンピューター | ソニー

 

CPUのメモリ仕様

家のVPCEB39FJ/P(PCG-71311N)に載っているCPUは「Corei5 460M」です。
Corei5 460M」が対応しているメモリの規格は「DDR3-800(PC3-6400)」と「DDR3- 1066(PC3-8500)」で、最大メモリサイズは8GBです。
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ark.intel.com

 

製品ラインアップにある「Corei3 370M」も対応しているメモリ規格は「DDR3- 800(PC3-6400)」と「DDR3-1066(PC3-8500)」で、最大メモリサイズは8GBです。
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ark.intel.com

 

Pentium Processor P6100」も対応しているメモリ規格は「DDR3-800(PC3-6400)」と「DDR3-1066(PC3-8500)」で、最大メモリサイズは8GBです。
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VPCEB39FJ/(PCG-71311N)メモリ仕様

VPCEB39FJ/(PCG-71311N)が対応しているメモリの規格は『PC3-8500(DDR3-1066)』です。
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PC3-8500規格の動作周波数は1066MHzなので、VPCEB39FJ/(PCG-71311N)で動作するメモリの周波数は1066MHzを2で割った『533MHz』です。

 

家のVPCEB39FJ/P(PCG-71311N)は「Team ノートPC用 SO-DIMM-DDR3 永久保証 ECOパッケージ(1333Mhz PC3-10600 1.5V 4GB×2)」に交換しています。
Amazon CAPTCHA

CPU-ZでこのメモリのSPD情報を確認するとタイミングテーブルに書き込まれている周波数は「457MHz,533MHz,609MHz,666MHz」で
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533MHzで動作しています。
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というわけで、VPCEB39FJ/(PCG-71311N)では、タイミングテーブルに533MHzの周波数が書き込まれているPC3-8500(DDR3-1066)以上のDDR3規格、動作電圧1.5Vのメモリであれば最大速度で問題なく作動し、合計8GB以内であれば搭載している物理メモリの全容量をシステム上で利用することができます。

 

 

CFD W3N1600Q-L4G

コメントで聞かれた「CFD W3N1600Q-L4G」ですが、残念ながらAmazonのレビューにはSPD情報に関することは何も書かれていませんでした。
Amazon CAPTCHA

 

「W3N1600Q-L4G SPD」で検索してみると↓のブログがヒットしました。

comp-lab.net

↑のブログで取り上げられているメモリは動作電圧が1.5Vの「W3N1600Q-4G」で、↓の様なSPD情報についての画像(この画像は私が使っているVF-HE10に載っているSamsung M471B5173DB0-YK0のSPD情報です。)が貼られています。
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「W3N1600Q-4G」と「Samsung M471B5173DB0-YK0」は動作電圧が異なりますが、同じ「PC3-12800(DDR3-1600)」規格のメモリです。
青枠内は無視してください。赤枠内はVoltage(動作電圧)以外の値は↑のブログの画像と同じです。
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緑枠内の「Frequency(周波数)」の値と「JEDEC #?」のナンバリングは「CFD W3N1600Q-4G」と「Samsung M471B5173DB0-YK0」は同じです。
また、「CPU-Z」では「609MHz,685MHz,761MHz,800MHz」の4つのFrequency(周波数)しか確認できませんが
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同じメモリを「Speccy」を使って見てみると、タイミングテーブルには「381.0MHz,457.1MHz,533.3MHz,609.5MHz,685.7MHz,761.9MHz,800.0MHz」の7つのFrequency(周波数)が書き込まれていることが確認できます。
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↓画像のオレンジ枠内に「JEDEC#1、2、3・・・」とありますが、JEDEC半導体技術協会)は半導体規格の標準化を行っている組織らしく、タイミングテーブル内の「JEDEC #?」に相当する「周波数」はJEDECが策定した規格で決められています。
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ですから、↑のブログに貼られている「W3N1600Q-4G」のSPD情報の画像に「JEDEC#4 609MHz」と表示されているということは、CPU-Zでは確認できない周波数が、あと3つあるということです。

また、JEDEC#?に割り当てられている周波数は標準規格として定められているので、確認できていないJEDEC#1、JEDEC#2、JEDEC#3の各周波数は「JEDEC#1 381.0MHz」、「JEDEC#2 457.1MHz」、「JEDEC#3 533.3MHz」だと考えられます。

そして「W3N1600Q-4G 1.5V」と「W3N1600Q-L4G 1.35/1.5V」は動作電圧が異なるだけでSPD情報は全く同じだと思いますし、「W3N1600Q-L4G」は1.5Vでも動作するので、周波数と動作電圧共に問題ありません。

あと、第一世代Coreiシリーズプロセッサ搭載ノートPCでは、1枚当たり512MBチップ×8枚構成の4GBメモリでは規格・仕様が合っていてもPCが起動しない場合もあるそうですが、「W3N1600Q-L4G」は256MBチップ×16枚構成のメモリなので相性の問題も無いと思います。

というわけで、断定はできませんがVPCEB39FJ/(PCG-71311N)に「W3N1600Q-L4G」を載せても下位互換で問題なく動作する可能性が非常に高いと思います。

 

いろいろ調べてみましたが残念ながらこれ以上の情報は得られませんでした。購入前に確証を得たい場合はメーカーに直接問い合わせるか、実際に載せた人を探す以外に方法は無いと思います。